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4、トライアル雇用奨励金

トライアル雇用奨励金

雇用関係助成金の中で最も手軽に申請できる助成金です。未経験者をはじめとする対象者の方をハローワークや民間の職業紹介事業者を通じて雇用すると、3か月で4万円ずつ、最大12万円もらえるものです。

手軽な助成金という以外の論点としては以下の2点があります。

・ある程度、「教育」の要素も盛り込め、途中でやめても部分払いされる。
 契約社員でもいい場合があったり、柔軟性がある。
・民間の職業紹介事業者が「ハローワークの代わりができる」助成金の1つである。

1か月でもいいのですから、その中に教育の要素を盛り込むことは可能でしょう。ただし厳密には助成金の対象になりません。また、助成金の“窓口”機能は貴重でしょう。大規模な社労士事務所がこれを取ってもイイ時代が来るかと思います。

本書では改正された要件も含めて、記載例をできる限り多く記載しています。

●法改正追補=2015.10.1=========================
若者雇用促進法に基づく新たな認定制度による増額

P207 2行目以降 以下の文章を挿入

⇒ 母子家庭の母・父子家庭の父のほか、若者雇用推進法に基づく若者認定企業が35歳未満の対象者に対しトライアル雇用を実施する場合、月額最大4万円のところ、5万円を支給する(最長3カ月間)。

●法改正追補=2016.4.1=========================
トライアル雇用奨励金の改正

P210 一番下に以下の文章を追加

特定求職困難者雇用開発助成金と併給できます。ただしトライアル雇用奨励金を受けると、特定求職困難者雇用開発助成金の1期分は受けられなくなります。


by sinrousya | 2015-08-05 06:00 | 2015年度扱い助成金