2010年 08月 15日
助成金の副産物
・規程の作成、制度の整備
・従業員の福利厚生、雇用確保
・法律の遵守、コンプライアンスの対外的保障
といったモノが考えられます。当局の政策通りといってしまえばそれまでなのですが、これによって仕事以外のモノゴトが、
「何となく過ぎていく会社」
「キチっとした会社」
という区別が違ってきます。労務と一口に言っても、会社によってファジーな部分、キチッとした部分があります。創業間もない会社や、急拡大した会社は特に「キチっとする部分が分からない」ということがあります。
その部分を教えてくれるという効果が期待できるのです。助成金はある政策を浸透させるにしても、労務の「総合作品」です。労務の課題1つだけクリアではどうにもならないことが多いのです。それらの「副産物」をも期待して助成金とは交付されるのです。
おカネという主産物もさることながら、この副産物を大事にしたいものです。
by sinrousya
| 2010-08-15 19:38
| ★助成金小ばなし