派遣労働者雇用安定化特別奨励金

派遣労働者雇用安定化特別奨励金

有能な派遣労働者を自社で雇いたいと思う会社さんは多いのではないでしょうか。そういう状況にあれば半年後には申請できます。1人100万円という金額も魅力的です。ただし、この助成金の問題は別なところにあります。

派遣労働というのは派遣会社という第3者がかんでくるということです。私も務めたことがありますが、派遣会社というのは人材が商品です。それをおいそれとタダで渡してくれるかどうかですね。

紹介予定派遣に切り替えて、紹介料のためにこの助成金を申請されるという例も多くなりそうです。

この助成金はいち早く申請書類とその周辺書類が出ています。本書ではその記入例を余さず挙げております。
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# by sinrousya | 2009-05-11 05:00 | 2009年度扱い助成金

助成金、書類が増える現象

助成金の提出書類はモノによっては実に膨大になります。有名なものでは中小企業基盤人材確保助成金や、キャリア形成促進助成金などがありますが、なぜ書類が多くなるのか、その理由はいくつかあります。

・不正がないように、同じような内容の書類を何種類も出す。
・確かにコレは確かだね?という念書を出す。
・給与明細、タイムカードなどの膨大さ。

給与明細などの、当然ある書類が膨大なのは良いのですが、問題は念書や、同じような書類をいくつも出すものですね。

「そんなことはもう書いただろ!」といわれることもしばしばですし、あっちで書いたことをそのままコピペして、別の書類に流用するということも多いです。

但しそれも故あることで、重要な要件についてはあらゆる角度から確認するという当局の方針です。当たり前ですが、助成金の要件には以下のような要件も含まれます。

・労務に関する書類が整っていること
・当局に協力できること

これが具体的に何を意味するかというと「出せといわれた書類はちゃんと正確なものを要求されたとおりに出しなさいね」ということです。ですから念書や同じような書類でも出さないと助成金は降りないのです。

本書ではそのようなイレギュラーな用紙も、助成金ごとに可能な限り網羅しております。おかげで500ページに及ぶページ数になりました。
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# by sinrousya | 2009-05-11 05:00 | ★助成金小ばなし

高年齢者雇用開発特別奨励金

高年齢者雇用開発特別奨励金

高年齢者向けの助成金もここに極まったり、という助成金です。これまでの助成金は高年齢者向けといっても、それまで会社に尽くしてきたヒトに対する救済、という前提がありました。

しかしこの助成金は65歳以上のヒトを「新たに雇い入れ」という全く新しい考え方です。65歳以上なら雇用保険にも入らなくて良いので、事業主負担はやや減るでしょう。コレにも年金制度の破綻が影を落としています。

雇用調整や派遣労働者向けのものと違い、用紙もまだなく、ついに本書にアップできませんでした。当局も余りやり気が無さそうな感じです。
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# by sinrousya | 2009-05-10 05:00 | 2009年度扱い助成金

助成金がなくなる理由

こないだまで脚光を浴びていた助成金が、もうなくなってしまったということは、よくあるでしょう。労働基準法などは変われば大騒ぎですが、助成金は「カネの切れ目が縁の切れ目」で、お知らせもほとんどなく消えて行きます。

今回ブームの中安金(中小企業緊急雇用安定助成金)も期間は「当分の間」となっています。景気がよくなって雇用が回復すればなくなるでしょう。

助成金がなくなる理由はいくつかあります。

・誰も申請しなくなって、予算がつかなくなり自然になくなる。
・不正行為があってそれを防止するためになくなる。
・予算オーバーでおカネが底をつき、なくなる。

これらの理由はお互いに関連があるのです。それは本書に書いてありますので譲りますが、当局に確認したところでは、なくなるプロセスは以下の通りです。

・助成金の予算は2ヶ月先を各都道府県労働局が申請する。
・それがなくなれば予算もなくなる。
・つまり助成金の廃止は2ヶ月前には発表される。

ということです。しかし実際はプレスの方が情報は早いし、2日前になって突然発表されるようなこともあります。「コロコロ変わる」というのが助成金の第一番の特徴ですね。
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# by sinrousya | 2009-05-10 05:00 | ★助成金小ばなし

定年引上げ等奨励金

定年引上げ等奨励金

なくなった「継続雇用定着促進助成金」が65歳「までの」雇用を促進するものならば、こちらは65歳「以上」の雇用を促進する助成金です。時代の流れを感じます。

ガムシャラに働いて、老後はゆっくりという時代から、ソコソコに働いて、老後もソコソコに働くという時代が到来しつつあるような気がします。これというのも年金制度の矛盾(高い保険料、安い給付、財政は火の車)のとばっちりなのですけれどもね。

社労士が事業主に勧める場合には、会社によってはリスクが生じます。つまり、
◎辞めてもらいたいヒトにも会社に居座られてしまう。
というものです。

トシなど問わず、一生懸命やるヒトならば誰にでも働いてもらいたい、という主として労働集約型の産業には勧められる助成金といえます。
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# by sinrousya | 2009-05-09 05:00 | 2009年度扱い助成金