建設労働者確保育成助成金

建設労働者確保育成助成金

建設業のための助成金です。建設業の定義から始まって、さまざまな性質の違う助成金が寄り集まってできたものです。ですから相当ボリュームは多く、書式例も特に地方の労働局などから参考になるものがすぐ出てくるのですが、書式例は特殊なものは割愛し、共通して利用の多そうなものを載せました。

本書では、個別の企業と団体のものを合わせて載せ、全体にコンパクトにしました。

今年度は、キャリアアップ、キャリア形成促進、職場定着支援などの助成金に実務を「預ける」感じのコースが多くなりましたね。他の助成金を受けて、建設業だからもう1段得した、というものです。

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●法改正追補=2016.4.1============================
建設労働者確保育成助成金 若年・女性労働者向けトライアル雇用助成コースの新設

P33上から14行目以降、以下の文章を挿入

建設労働者確保育成助成金 若年・女性労働者向けトライアル雇用助成コース

建設関係のトライアル雇用上乗せ助成金です。

<助成金の概要>
経験の不足などから建設業への就職に不安のある若年者や女性を対象としてトライアル雇用を行う場合に、中小建設事業主が適切な指導・監督を行えるよう、その費用の助成を行い、トライアル雇用終了後の常用雇用への移行を促すことで、若年・女性労働者の確保を図ることを目的としています。

<受給額>
対象者1人当たり、月額最大4万円(最長3カ月間)トライアル雇用奨励金(一般トライアルまたは障害者トライアル(週20時間未満の短時間労働者は除く))[月額最大4万円等]に、さらに本助成金の上乗せ支給を受けることができます。途中退職でも受けることができます。

<受給のポイント>
トライアル雇用奨励金(一般トライアルまたは障害者トライアル)の支給対象となった労働者のうち、次の全ての要件を満たした者が本助成金の対象者となります。週20時間未満の短時間労働者は除きます。

・トライアル雇用開始日時点で、35歳未満の若年者、または女性・建設工事現場での現場作業(左官、大工、鉄筋工、配管工など)に従事する者、または施工管理に従事する者。これらの作業に実労働時間の半分を超える時間を従事する必要があります。設計、測量、経理、営業などに従事する者は対象となりません。ごみ処理施設工事,し尿処理施設工事、解体工事、舗装工事、板金工事なども対象になります。
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# by sinrousya | 2017-01-18 05:00 | 2016年度扱い助成金

キャリア形成促進助成金(制度導入コース)

キャリア形成促進助成金(制度導入コース)
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もとの「企業内人材育成推進助成金」です。今年度は名称が変わり、額は減ったものの、コースが増えて使い勝手の良い助成金になりました。制度を作ってそれで福利を図る助成金ですが、職場定着支援助成金よりは、ややアクティブな制度の印象があります。

今年度は教育訓練休暇や、社内検定などの制度が追加されました。いずれも以前は、工場の社長さんが「お前行ってこい、やってみろ」ということで、労働時間の合間にわが身を削って弟子の育成を図った風に似ています。引き続き、ジョブ・カードの評価制度に、セルフ・キャリアドック(キャリア・コンサルティングの継続版)、技能検定制度も出ています。

実務としては「最低適用人数」が設定されたのが目につきます。大きい会社ではクリアするのに時間がかかりますね。また、労務の法定3帳簿と、これらの制度を実際行った日付や日誌の整合性や、「制度導入コース」と謳うだけあって、正社員の他にパートタイマーや、契約社員などの規程も問われることもありました。

来年度は一部がなくなるということですが、とにかく現時点での注意する書面や、ローカルルール以外の注意点を強調し、111ページにわたる当局のマニュアルをコンパクトにまとめました。

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# by sinrousya | 2017-01-17 05:01 | 2016年度扱い助成金

職場定着支援助成金(個別企業助成コース)

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職場定着支援助成金(個別企業助成コース)

今年度も、そして来年度も大きく伸びる助成金です。その理由は、制度を作って福利を図り、結果を出すという助成金の政策の時流に乗っているからです。今年度は介護・保育従業員の手厚い賃金制度の助成が創設されました。

しかしこの助成金は、流れが今一つ知られていないのです。大雑把に以下のようなものです。

1、計画は1か月前までに。ここでは企業の制度に対する姿勢が必要。
2、その後制度を作り、その効果が出る期間(3か月~1年)を設定する。
3、その期間が終わって、書類の他に“効果”(賃金下がらないなど)を確認して支給。

離職率要件や、1年目2年目の申請もありますが、この流れをクリアして、3の繰り返しと考えていいでしょう。計画の制度に対する姿勢や、期間内の定着の度合い、また、“効果”の良し悪しなど、落とし穴はいくつもあります。そこをクリアするのが、人事冥利に尽きるというものです。

本書では一般的な要件の他、特にその落とし穴について、キモの書式例を載せ、制度導入効果の数字的なヒントも載せました。

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# by sinrousya | 2017-01-17 05:00 | 2016年度扱い助成金

障害者トライアル雇用奨励金

障害者トライアル雇用奨励金

基本はハローワークの紹介で入った障害者の方を、トライアル雇用してみるという趣旨のものです。ただこれは、ただ雇って3か月か12か月、2~3万のおカネをもらう、という趣旨のモノでありません。

その間、障害者の方が働きやすいよう仕事を工夫し、仕事を教える体制を作る、というのが本来の趣旨です。それはタイヘンだろうから、多少援助しよう、というのが助成金額です。

ただハローワークでない場合、特定就職困難者雇用開発助成金の対象になる可能性があります。こちらの方が額も大きく、離職率要件はあるものの、どんな方でも受け入れる自信がある会社ならイイかと思います。しかし、障壁が低い、後戻りができる、という点でトライアル雇用は優れているのです。

本書では去年に引き続き記載例を更新し、今年度の小改正も入れました。

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# by sinrousya | 2017-01-16 05:01 | 2016年度扱い助成金

障害者職場復帰支援助成金

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障害者職場復帰支援助成金

昨年度、「これ結構イケる!」と作られた助成金です。人間だれでも障害者になる可能性がある、だから障害者になったからといって、会社を追われることになってはいけない、という趣旨です。しかしあまり出ていないのが現実です。

この助成金のキモは、うつ病などの場合「リワーク施設」を利用することです。会社に通えないから、代わりに通うところです。その施設の定義がイマイチはっきりしなかったから、2の足を踏むのですが、そこはあまり神経質に考えなくても、極端な話看板を出しているところでれば、リワーク施設を謳って、カリキュラムなどがあればいいのです。

そこに通って少しずつ復帰していこうというのが趣旨なのですが、中小企業の現実はそう甘くはなく、職を辞する方が多いようです。もう少しの周知と要件の緩和を望みたいものです。

本書では申請書の他に、重要な記載例を申請の流れの中で紹介しています。

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# by sinrousya | 2017-01-16 05:00 | 2016年度扱い助成金