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はじめに 7訂版の使用法

平成29年度の雇用関係助成金は、前年度に比べて、方針は同じですが、けっこう大きな変化がありました。
その変化とは・・・

・助成金の整理が行われた:○○助成金の○○コースという名称。奨励金という名前はほとんどなくなる。
・整理が行われたようでも、同じ助成金名でも性質の違うものが同居。
・「制度」の助成金の増加。コンサルがややこしいことは変わらない。
・実務の厳格化さらに進み、残業代や雇用契約書の内容などが問われるようになってきた。

下記の特徴は6訂版に引き続きといったところです。

・「1億総活躍社会」「働き方改革」「同一労働同一賃金」の要素が加わる。
・さまざまな事件(電通事、教育助成金、介護助成金、労働移動助成金)の影響。

これらを経て助成金がどのように変わったのか、余すことなく記しました。変化をまとめたもの、さらに各助成金にもそれぞれ変化が書いてあります。

また、昨年度からの繰り返しになりますが、助成金の周辺業務は、実務が厳格化しています。これからの助成金の横断のトレンド、「生産性要件」をはじめとして、ジョブ・カードの法改正も載せてありますし、他の「助成金に直接関係ない書面だが、受給に重要な書面」も載せました。

本書の使い方の基本は以下の通りです。
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基本は「助成金の総合参考書、特にコンサル用」です。難しく量の多い助成金の手引きや、役所のパンフレット等の補足、あるいは「要はどういうことなんだ?」という問いに答える分かりやすいまとめとして、当局でもあまりつくらない記載例を中心に助成金を理解する総合書としてお使いいただけます。

○ 助成金とはどういうモノか、という解説の後、助成金のアンケートで、どういう場合に雇用関係の助成金が受けられるかという理解ができます。主な助成金以外の助成金は、ここで一括してご紹介します。

○ 主な助成金の詳細解説で、助成金受給に必要な5項目を中心に段階的に解説します。それに「社労士よりひとこと」で、ちょっとした知恵など。それに担当当局で締めます。文章にリンクする書類の書き方、記載例によって、重要なところとそうでないところが見えるようになります。

(1)制度の概要 : どんな助成金か?法改正内容などにも言及し、トピックで強調しています。
(2)受給額 : なるべく横断的に表にして、コンパクトを心がけています。
(3)受給のポイント : 点描的にここが重要という要件をピックアップしています。
(4)受給できる事業主 : ここはなるべく全要件を余さず、事業主にしぼっています。
(5)受給手続 : 矢印で一方方向でシンプルに、その手続きの書式をリンクさせています。
(6)社会保険労務士よりひとこと : 以上のジャンルで書きそびれた、こぼれ話を入れました。
(7)担当当局 : シンプルに基本はどこに行ったらいいのかを書いています。

○ 助成金の横断知識で、助成金全般にかかわるようになってきた要件・ツール・他の切り口での助成金を紹介します。

○ 助成金の税務で、角度を変えた取扱いについて理解できます。

○ 本書の名をつけたこのサイトで、助成金ごとに改正点を掲げます。本書何ページのどこをどう変えたらいいかも併記します

◆したがって、書面をサイトで確認し、訂正することで、最新の情報を確認し、本とサイトで、ハイブリッドな助成金の理解をすることができます。
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これによって、どの助成金が企業にとって受けやすいか、専門家がコンサルができるようになるしくみになっています。さらに、この法改正サイトによって、本を訂正し、書籍を常に最新の情報に保つことができます。

また、書類の書き方は助成金の申請要件そのものです。どういう「感じ」で書くのか、汲み取っていただけるように、当局でも出していない例を数多く作成してあります。

また、各助成金の冒頭や、字だらけでややこしく、“退屈”なページについてはトピックを入れ、大きい文字、短いフレーズで要点を箇条書きにしてあります。パワーポイントなども入れてあります。

本書の効果は以下の通りです。

・教育関連の他、多岐にわたる分野の雇用関係の助成金を、用途別にどういう助成金があるか、
 より簡単に案内できる。
・どの要件がトピックか、コンパクトに理解し、他の助成金との混同が避けられる。
・助成金の周辺業務について、どういうものか知り、提案できる。

本書はまずアンケートで地ならしをし、主な助成金の詳細な解説で細かく理解し、横断知識、税務知識で、助成金コンサルを完璧にするという、「助成金の総合辞典的」としての役割と、論理的な分かりやすさを目指しています。

実際に実務をやる場合は、基本は当局のパンフレットで「書類集め」行うのですが、助成金やるにあたっての“参考書”としてご活用いただければ幸いです。
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by sinrousya | 2017-10-09 06:00 | 2017年度コンテンツ

7訂版 コンテンツ

7訂版のコンテンツは以下の通りです。

はじめに、7訂版の使用法、助成金受給診断シートと助成金一覧  

第1章 正社員の教育訓練のための助成金
人材開発支援助成金(訓練関連)

第2章 非正規社員の教育訓練等のための助成金
キャリアアップ助成金

第3章 未経験者の教育訓練のための助成金
求職者支援制度(認定職業訓練実施奨励金)
特定求職者雇用開発助成金(三年以内既卒者等採用定着コース)
トライアル雇用助成金(一般トライアルコース)

第4章 雇用安定のための助成金
雇用調整助成金
労働移動支援助成金(再就職支援コース)

第5章 高年齢者、震災被災者のための助成金
特定求職者雇用開発助成金(特定就職困難者コース、生涯現役コース、被災者雇用開発コース)
65 歳超雇用推進助成金(65歳超継続雇用促進コース)

第6章 育児・女性・介護関連の助成金
両立支援等助成金(育児休業等支援コース)
両立支援等助成金(出生時両立支援コース)

第7章 雇用環境関連の助成金
職場意識改善助成金(テレワークコース)
職場意識改善助成金(勤務間インターバル導入コース)

第8章 障害者のための助成金
障害者雇用安定助成金(障害者職場定着支援コース)
トライアル雇用助成金(障害者トライアルコース・障害者短時間トライアルコース)

第9章 人事制度等のための助成金
職場定着支援助成金(雇用管理制度助成コース・介護福祉機器助成コース・保育労働者雇用管理制度助成コース・介護労働者雇用管理制度助成コース)
人事評価改善等助成金
人材開発支援助成金(制度導入コース)
業務改善助成金

第10章 建設業界のための助成金
建設労働者確保育成助成金

第11章 助成金の横断知識
助成金とジョブ・カード、キャリアコンサルティング
各助成金に共通の判断基準
教育関連の雇用関係助成金の横断

第12 章 助成金・補助金をめぐる税務Q&A

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by sinrousya | 2017-10-09 05:00 | 2017年度コンテンツ