20、ジョブ・カード

政策のはざまで揺れ動いた、ジョブ・カード。民主党政権時代には事業仕分けの対象になったこともありました。しかし政権が代わって、俄然、助成金申請にかかわってくるようになったのです。

以前からキャリア形成促進助成金や、昔あった実習型雇用支援事業などで、ジョブ・カードの使用が要件とされていました。それに加えて、今年、若者チャレンジ奨励金で、ハローワークを通さないで、外からヒトを連れてくる際には、使われるようになり、俄然脚光を浴びることになりました。

ヒトを雇用する助成金は、要件に合ったヒトを見分けるために、ハローワークを経由するのが当然でした。しかしその代わりにジョブ・カードを作成した労働者で、ジョブ・カード キャリア・コンサルタントに研修が必要と認められた場合には、そのまま若者チャレンジ奨励金等の研修を受けることができます。

東京では、商工会議所を含むジョブ・カード キャリア・コンサルタントが不足し、「1か月半待ってほしい」などという事態が出て、ハローワークに「遊撃コンサルタント」(事業主の要請でどこの会社にも駆け付ける)の窓口が設けられたくらいでした。

私もこの資格、2日間で取りましたが、社労士が顧問先に発行するには、キャリアコンサルティング技能士等の上位資格がさらに必要です。

今の政権が続く限り、ジョブ・カードの扱いは助成金の申請に重要な地位を占めることになります。本書ではジョブ・カードの色々な書式のうち、かかわってくる書面と、その“助成金的”な活用法を載せてあります。

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by sinrousya | 2013-12-16 05:00 | ★助成金横断記事など


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