助成金セミナーのやり方

助成金のセミナーは、私は開業以来、年10数回程度やっています。セミナーのやり方は、社労士の扱う分野の中でも、簡単だと思います。コンテンツがしっかり揃い、すでに答えが書いてあるからです。

一番簡単なセミナーのやり方は・・・

☆「雇用の安定のために」など、厚生労働省の無料の冊子はじめ、パンフレットを印刷して、そのまま配り、それを棒読みする。

同業相手にはこれでは怒られますが、セミナーによってはこれでも立派なコンテンツになる可能性もあります。準備に時間はかかりません。

一番の着目点は・・・

☆要するに、何をやれば助成金が受けられるのか?

これに尽きるかと思います。資料はネットを探せばいくらでも出てきます。また、要件などもすぐに探すことができます。1つ1つ説明してもイイのですが、時間がかかりすぎます。そこで大切なのは「分類」かと思います。

限られた時間内でやる助成金セミナーの本質は「分類」です。それをどれだけ分かり易くやるかです。同業のHPを見ても、独自のやり方で分類して、分かり易くまとめあげている方が多いのです。本書の冒頭「助成金アンケート」はその分類の方法の1つです。それで多数の助成金を少数のフレーズで表して、分かりやすくするのです。

何しろ助成金の資料は、ムツカシく、長ったらしい用語と同じようなコトバの繰り返しなのです。分かりやすくする第1歩は、教育なら、育児なら、雇用安定なら、という感じで、分野別のグループで説明することです。そうすれば頭の中に残って、当事者が、いざという時思い出すことができます。 

ただし、やってもあまり効果がないコトは・・・

☆細かい要件を延々と語る

ことです。冊子にもネットにも載っていますし、コワイのは「ローカルルール」として、ある都道府県では通用しても他の都道府県では通用しないルールがあることです。就業規則を作れ、出勤簿を揃えろといっても、“どういう”内容かというのが重要です。

書類を一般的に述べても、役に立たないことが多いのです。また細かい要件はコロコロ変わります。覚えてもすぐ使えなくなります。

ですから、助成金セミナーでお伝えすることは、「何をやればもらえる(可能性がある)か?」何がポイントか、要領よく分かりやすく伝える、これに尽きるのです。

助成金に必要な、さしあたって起こす行動と、その期限と、必要な書類の最大公約数を押さえれば、後は進んでいくだけ、というスタートダッシュの動機作りをしてさしあげることが、セミナーの最大の目的だと思います。

本書でも、要件を列挙しているようでも、なるべくわかりやすく、繰り返しやムツカシイ表現は直すよう努力いたしました。
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by sinrousya | 2013-12-06 05:00 | ★助成金小ばなし2013


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