2011年 06月 11日
助成金と労働基準法
・労働基準法を守ること
です。例えば以下のようなことです。
・週40時間、1日8時間労働、休憩時間、休日付与を守ること
・残業代を払うこと
・労働契約の締結に際し、契約書を出すこと
これらのコトは、出勤簿や労働者名簿、雇用契約書などを添付書類と共に出すことと共通しています。正確な事実を記したものを出すのはいうまでもありません。
労働に関する基本中の基本のきまりだけに、当局の担当者は「労働基準法違反」には敏感です。どんな助成金もこの違反にはひとたまりもありません。違反すれば不支給になり、助成金が取り上げられ、以後受けられなくなったり、告発されたりします。
助成金がなぜあるかというと、当局の政策の推進のためです。正社員を増やしたい、失業者を減らしたい、育児休暇を安心して取れる企業を増やしたいなど、さまざまですが、その基礎には労働基準法があることを、助成金に取り組む際には銘記しましょう。
by sinrousya
| 2011-06-11 06:46
| ★助成金小ばなし